日本血栓症協会

『協会名鑑』編集部です。「社会を変える協会特集」第38回は、特定非営利活動法人として活動されている日本血栓症協会様を取材させていただきました!

Q. 日本血栓症協会は、どんな協会なのでしょうか?

日本血栓症協会は医療従事者と市民が協同して以下の事業を行っています。
①市民と患者への静脈血栓症とその他血栓関連疾患の予防と治療および後遺障害防止のための啓発活動
②専門家の育成事業並びに予防検診や治療に関する各種啓発活動
③災害時の被災者救援事業
④血栓症と血液凝固線溶系の異常に関する調査研究事業

Q. 日本血栓症協会は、どのような想いやきっかけで設立されたのですか?

血栓症は捉えにくい病気であり、特に静脈血栓塞栓症はこの病気に対する専門知識のない診療科で発生します。この病気を専門に扱う専門家は多数の診療科に分散しており、日本の医療制度では専門医師も育成されにくい構造になっています。このため医療関係者に専門家から正しい医療知識を伝えることが難しく、医療機関の連携不足から患者さんとご家族に少なからず不利益を生じていると思われます。海外ではすでに広い領域で保険適用となっている薬も、日本では製薬企業の業績に関わるほんの一部の病名にしか適用されていません。そこで、①医療関係者に重要情報を提供し教育啓発する、②専門家の研究意欲を引き出すことを支援する、③社会と市民に教育および啓発活動をすることを目的に日本血栓症協会を設立しました。将来的には必要があれば、静脈血栓以外の疾患も扱うことを考えています。

Q. 日本血栓症協会は、普段どのような活動をされているのでしょうか?

ホームページにも掲載していますが、①具体的な活動として体験型イベント併設の市民公開講座を行っています。イベントでは単に病気の説明をするだけでなく、治療や予防に関わる医療機器や薬品などの説明、診断機器などの体験コーナー、大規模災害時に用意されている段ボールベッドなどを併せて展示しています。②医療関係者向けには静脈血栓塞栓症早期診断治療対応セミナーを開催しています。セミナーでは非専門医師や医療関係者を対象に早期診断のための検査の行い方と静脈エコーの基本技術を学び、実臨床に役立ててもらっています。③会報誌を作成し、静脈血栓塞栓症を予防する食事療法や運動療法などの説明をおこなっています。④医療系新聞と連携し、静脈血栓症の患者発生状況の調査を実施しました(近日掲載予定)。⑤世界血栓症デー(http://www.worldthrombosisday.org/)のPartner支援を行っています。

Q. 最後に『協会名鑑』読者の皆様へメッセージがありましたらお聞かせください。

日本には医療関係者と市民患者が共に目的を持って協同で活動する集まりがほとんど形成されていませんが、欧米には多数存在します。我々は英国のThrombosis Charityを手本に2011年に任意団体を作成し、2014年にNPOとして認可されました。日本の静脈血栓症における現状を少しでも改善できるように努力しています。市民の方も医療関係者の方も、賛助会員への登録をお願い致します。是非、ご一緒に活動をお願い致します。

ホームページを見る

社会を変える協会特集

  1. とちぎアニマルセラピー協会

  2. 日本羊毛フェルトクラフト協会

  3. 国際ホリスティックフェイス協会

  4. 日本味覚協会

  5. ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)

  6. 日本ガレノス協会

  7. ゲーム保存協会

  8. 日本動物病院協会

  9. 保護中: ファッションコンサルティング協会

  10. 日本障害者アイデア協会

  11. 日本カバディ協会

  12. 彩の国地域活性化協会

  13. 日本アーティスト協会

  14. 国際ボランティア学生協会(IVUSA)

  15. 支援機器普及促進協会