ひょうご県防災教育振興協会

『協会名鑑』編集部です。「社会を変える協会特集」第39回は、特定非営利活動法人として活動されているひょうご県防災教育振興協会様を取材させていただきました!

Q. ひょうご県防災教育振興協会は、どんな協会なのでしょうか?

ひょうご県防災教育振興協会は一般社団法人日本防災教育振興中央会を中心に全国に26ある防災教育振興協会の一つとして2015年1月にNPO法人として認証されました。「自分の身は自分で守る」という自助と「助け合い」の共助をテーマに子供から大人まで広く全国に災害時に真に役立つ防災教育を普及させることを目的に活動しています。

Q. ひょうご県防災教育振興協会は、どのような想いやきっかけで設立されたのですか?

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本大地震など地震列島ともいえる日本。その他、台風による風水害や集中豪雨など年間を通じて様々な災害にも見舞われます。しかし、一方防災活動に目を向けると旧態依然とした避難訓練の繰り返しが現状です。私たちは、先ずこの現状を打破すべく災害時に真に役立つ防災教育を普及させるために全国に仲間を募りました。防災に関する情報や知識も日進月歩です。私たちは常に新しい情報を防災教育の現場に取り入れ、1人でも多くの命を救うお手伝いをしたいと考えています。私たちの活動を全国の人たちに伝え、防災教育を普及させるためには、インターネット等の活用による情報発信はもちろんですが、人と人が向き合いコミュニケーションするということも大切になります。そのためには理念を共有する仲間で全国をネットワークする組織が必要になります。災害は非日常ですが、防災は日常であることを理解してもらいたいと考えています。

Q. ひょうご県防災教育振興協会は、普段どのような活動をされているのでしょうか?

ひょうご県防災教育振興協会の背景は企画・イベントのプロフェショナル集団です。従って自分たちの得意分野で協会の趣旨に沿う防災教育を創造し・実施しようと考えました。先ず私たちが着目したのは、旧態依然とした防災訓練です。人が集まらない、若い人が興味がないなど主催者の皆さんがいつも頭を悩ませてる現状を打破しようと考えたのです。そこで子供たちをターゲットにする防災演習ゲーム「生存確率」が生まれました。ゲーム内容は、今まで訓練で取り上げられる事の無かった「発災の瞬間」どう生き延びるかをメインテーマに制限時間内に正しい選択をしてもらうという体感型の選択ゲームです。結果はねらい通り、従来の防災訓練では考えられないほどの子供たち、そしてお父さん、お母さんが集まり、平均動員数は500名強、多い自治会では1000人を超える参加があります。会場は地域の避難所にもなっている学校で開催することが多いのですが、体育館で避難所体験、クイズ、ゲーム等を行う「防災スクール」を併催しゲームの待ち時間や参加しない方にも楽しみながら最新の防災を学んでもらえる場を提供しています。さらに防災の総合サイト「seizon-kakuritsu.com」を今年8月にオープン予定です。

Q. 最後に『協会名鑑』読者の皆様へメッセージがありましたらお聞かせください。

私たちの活動はただ単に防災イベントを実施するのではなく、準備過程から主催者の皆さんと一緒になってイベントを作り上げていきます。自治会や自治体ならまちづくりや地域の活性化につながるように、企業の場合は社員どうしの一体感や防災知識の醸成ができるように、イベントの効果が単発で終わることなく継続する事、そして防災意識のきっかけになるようにすることが大切だと考えています。2018年度は学校教育の場でも「防災教育」が始まりました。従来の避難を中心とした「防災」ではなく、最新の知識に裏打ちされた自分が生き残るための「防災」を皆さんに知っていただくためにこれからも普及活動に励んでまいります。まだまだ活動の人出が足りません。当協会の活動に興味がある、防災演習ゲーム「生存確率」のことをもっと知りたいと思われる方はお気軽にお問い合わせください。たくさんの仲間を募集しています。

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